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2020年11月10日

Q 現在技能実習2号(射出成型)で受入をしております。当社および監理団体は既に優良認定を受けており、技能実習3号へと移行させたいのですが、どういった手続きが必要でしょうか。

A

2号から3号に移行するためにはいくつかの要件を満たしている必要がございます。

【要件】
 

①移行対象職種は省令で定められた3号移行可能な職種、作業であること
②2号修了後、1ヶ月以上1年未満の一時帰国を行うこと
③所定の技能評価試験(技能検定3級)の実技試験に合格した者であること
④主務省令で定められた優良基準に適合していると認められた監理団体および実習実施者であること
 

 

貴社の場合、「射出成型」業務で受入をしていること、また監理団体及び実習実施者が優良認定を受けていることから既に①④については満たしております。
まずは2号修了時に受験する技能検定試験に合格することが必須となります。
 

手続きと移行の流れに関しては下記の通りです。
 

【技能実習計画認定申請】
・3号の期間、2年分の技能実習計画書の作成と認定の申請を受けます。
申請書類の中には本人からの署名が必要なものもございますので、一時帰国する前に雇用条件の説明や締結が必要です。

 

【一時帰国】
・上記②に記載の通り、2号修了した段階で1ヶ月以上1年未満の一時帰国が必要です。
一時帰国の期間が3ヶ月を超える場合は、新たにビザを取得して新規に入国する必要があります。

 

【在留資格申請】
在留資格変更申請ないしは在留資格認定証明書交付申請の手続きが必要です。
一時帰国の期間が2ヶ月以内の場合は在留資格変更申請、3ヶ月以上の場合は在留資格認定証明書交付申請が必要が必要です。

 

【就業開始】
・在留資格の手続きが終わり、技能実習計画書の認定が下りれば3号へ移行し就業することが可能です。

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